「宅建取得のメリット」でも紹介しましたが、下記のとおり宅建取得には様々なメリットがあります。
- 不動産業界への就職・転職に有利になる
- 必置資格かつ独占業務のある資格のため、不動産会社で重宝され、独占業務ができる
- 人気の国家資格で知名度もあり、不動産業界以外でも就職・転職に有利になる
- 宅建業法だけでなく、様々な法律知識(民法、都市計画法、建築基準法 etc…)が身につく
- 宅地建物取引業で独立開業ができる
- 宅建資格を活かした副業ができる
- プライベートで家を借りる、購入する際に知識が役立つ
なかでも今回は、不動産業界への就職・転職に有利になる理由について、紹介していきたいと思います。
就職・転職に有利な理由
①宅建の知識を仕事で活かせる
まず、不動産業界には、不動産の仲介会社や不動産の管理会社がありますが、宅建業法や民法の知識は業務に密接に関わっており、役立ちます。
②宅建士の独占業務
不動産業の中でも不動産売買、仲介業を行う場合、宅建士にしかできない3つの業務があります。
- 重要事項の説明
- 重要事項説明書への記名・押印
- 契約書(37条書面)への記名、押印
この業務は宅建士以外が行ってはいけないと宅建業法で決まっているため、家を借りる際の内覧を行う際に紹介する営業マンが宅建を取得していない場合、重要事項の説明のみ宅建士の別の従業員が説明することもよくあります。
つまり、宅建を取得していない営業マンは一部の業務ができないため、宅建士を取得し、全ての業務が可能な従業員が重宝されますし、毎月貰える資格手当が数万円と給与にも大きく影響します。
③宅建士の必置義務
不動産業(売買業務、仲介業務)を行う不動産会社は一定数(従業員5人につき1人)の宅建士を事務所に配置する義務があります。例えば、従業員が30人の事務所であれば6人の宅建士が必要となります。※従業員が31人の場合7人となります。
この宅建士が退職等で不足した場合、2週間以内に宅建士を配置しなければ、宅建業を行えなくなるため、宅建士は多ければ多いほど良いという形となります。
以上のことから宅建を取得すれば、不動産業界への就職・転職に有利になるのは間違いないので、ぜひ検討してみてください。
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