今回は、分譲マンションのリセールについて、紹介していきたいと思います。
分譲マンションの価格高騰
近年、地価の上昇に伴い、住宅価格が高騰していることから、マンションの価格高騰が激しくなっております。
立地や設備などが良い、資産性の高い物件については、10年前ぐらいに購入した物件が、当時の価格より1,000万円高く売却できたという事例もあるくらいです。
ただし、マンション価格の高騰もある程度落ち着いてきたので、今購入したマンションが10年後に1,000万円高く売れるかというと、疑問符が出ます。
新築マンション市場
マンションの需要は高く、少子高齢化で階段のある一軒家よりも利便性の高い場所に建っていることが多いマンションの人気が上昇しています。
特に新築マンションの人気は凄く、売主側が新築というブランド性を活かし、マンションの価格を本来の価値以上に高く販売しているケースもあります。
本来の価値よりも高く買っても良いという人がいれば、お互いのニーズを満たしてるわけですからそれ自体に問題はありませんが、そこまで余裕がなく、新築マンションを購入したい層にとっては、新築に手が届かないといった状況となっております。
中古マンション市場
新築マンションの需要が高まる中、新築マンションよりも安価な中古マンションの需要も高まっています。
中古マンションは、新築のようなブランド性によって、価格が吊り上がっていないため、本来の市場価値に落ち着いていることが多いです。
そのため、新築マンションに比べて、リセールする際も大きく価値を落とすことが少ないというメリットがあります。
新築マンションと中古マンションのリセールについて
新築マンションは、人が一度住み、新築でなくなっただけで築浅でも大きく価値が下落します。
極端な話、物件を購入してすぐに売却するのであれば、新築と中古では、価格の下落率が全然違いますので、短期で物件を売却する可能性があるのであれば、新築マンションは避けた方が良いと思われます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
分譲マンションの価格高騰が進む中、新築マンションを購入できない世帯も増えてきています。
ただし、長い人生、新築マンションを購入しても将来住み替えをしないといけないことがあるかもしれません。
リセールのことを考えるなら新築マンションにしても中古マンションにしてもより資産性が高く、需要がありそうな物件をしっかり検討し、新築などのブランド性で高値になっている物件を選択しないようにすると良いかもしれません。
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