2024-07

分譲マンション購入時には、物件価格のほかに初期費用がかかります。新築マンションでは物件価格の3～5％、中古マンションでは6～8％が相場です。主な初期費用には、住宅ローンの手数料や火災保険料、登記費用、印紙税、仲介手数料、税金などがあります。これらの費用を考慮して資金計画を立てることが重要です。

賃貸物件の家賃と管理費は、手取り月収の4分の1以下に抑えるのが一般的です。生活費を圧迫しないために慎重に設定し、将来のライフイベントや出費を考慮して自分に合った家賃にしましょう。

シロアリは木材を食べる害虫で、住宅の耐久性や資産価値に影響を与えます。駆除には毒餌が使われますが、時間がかかります。建築時の対策として、薬剤注入、隙間をふさぐ、シロアリに強い木材使用が効果的です。日本の多くの木造住宅ではシロアリ対策が重要です。

「地震ハザードカルテ」は、防災科研が提供するツールで、各地点の地震リスクを簡単に調べることができます。使用方法は、指定されたURLで住所を入力し、「診断する」ボタンを押すだけです。結果として表示される「表層地盤」の地盤増幅率を確認することで、その土地の地盤の強さがわかります。数値が1.00～1.99は比較的安全で、2.00以上は地盤が弱いとされています。地震ハザードカルテは無料で更新されるデータを提供し、住居選びの参考に役立ちます。

関西のファミリータイプマンションでは、建築費と地価の上昇により、2LDKや3LDKの供給が増加しています。賃料も上昇傾向にあり、都心部は高く、郊外は安いままです。今後は都心部の人気が続き、郊外では空き家問題が深刻化し、公共サービスの縮小や商業施設の撤退が進む可能性があります。自分のライフスタイルに合った物件選びが重要です。

再登録住戸は、契約後にキャンセルされた物件で、住宅ローンの審査落ちや購入者の気持ちの変化が理由です。ローン審査落ちの場合、特約があれば契約解除可能ですが、特約がない場合は手付金を放棄する必要があります。再登録住戸は価格交渉のチャンスがある一方、人気物件では価格交渉が難しいこともあります。購入検討時には、物件の状態やキャンセル理由を確認しましょう。

南向きの住宅は日当たりが良く人気ですが、土地の価格が高く室温が上がりやすいというデメリットもあります。他の方角もそれぞれメリットとデメリットがあり、北向きは涼しく暗い、東向きは朝日が眩しく、夕方に暗く、西向きは夕日が楽しめるが西日が強いです。自分のライフスタイルに合った方角を選ぶことが重要です。

注文住宅では、土地に新たに住宅を建てることができ、外観や内装に自由度があります。しかし、コストが高くなることがあるので注意が必要です。 「建築条件付き」の土地とは、住宅を建てる際に特定の条件が付いている土地のことです。例えば、施工会社の指定があり、自由に選べない場合があります。 メリット: 土地と住宅を一括で契約するため、コストが抑えられる可能性がある。 デメリット: 施工会社を自由に選べず、他社との費用比較ができない。 設備の内容や設計に制限がある場合があり、最新設備や高グレードの物件にできないこともある。 設計にこだわりが強い方は「建築条件なし」の土地を検討するのが良いでしょう。コストを抑えたい場合は「建築条件付き」土地も選択肢となります。

宅建試験（宅地建物取引士資格試験）は、毎年20万人前後が受験する人気の国家資格です。試験内容は年々難化しており、合格率は13％～18％、合格基準点は31点～38点です。近年は選択肢全体を理解する問題が増え、試験の質が向上しています。対策としては、過去問を中心に学習し、全ての選択肢の正誤を理解することが重要です。試験範囲は広いため、効率よく学ぶ必要があります。

宅建とのダブルライセンスにおすすめの資格には、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、マンション管理士、不動産鑑定士、FP、日商簿記、行政書士、司法書士、土地家屋調査士、測量士補、中小企業診断士、社会保険労務士があります。資格ごとに勉強時間や難易度が異なり、自分のキャリアプランに合わせて選ぶことが重要です。