部屋探しの条件紹介(②家の造りや間取り)

賃貸

間取り

間取りはいろいろとありますが、1R、1K、1LDK、2LDK、3LDKなどがあります。

一人暮らしで最も多いのは1Rか1Kで、二人暮らしであれば1LDK以上がおすすめです。

こちらは住む人数でおおよそ決まってくるところかと思いますが、二人暮らしで1LDKにした場合、共有のリビングで一部屋、共有の寝室で一部屋となり、残りの部屋も共有か片方の個別部屋となるため、在宅ワークや一人の空間が欲しい方などは、2LDK以上をおすすめします

築年数

築年数は、新築、3年以内、5年以内、10年以内、15年以内といった具合に検索が可能で、いわゆる築浅物件は5年以内か10年以内のケースが多いです。※築浅に明確な年数はありません。

築年数は、家賃に直結する要素で、新築が最も高いのはいうまでもありません。

家を購入する、長期間住む可能性がある場合等を除き、築浅にこだわりすぎなくても良いかとは思われます。

※新築は、宅建業法で明確な決まりがあり、建築後1年以内の物件かつ一度も人が住んでいない物件に限られます。例えば、建築後半年しか経過していなくても人が一度住んで、すぐに引っ越してしまった場合等は新築という表現は使用できなくなります。

ただし、家を購入する場合は、資産価値修繕費の関係も考慮した方が良いかと思われます。リフォームや建て替え、売却等の場合に築年数が大きく影響しますし、長期間住む場合は、建物や設備の古さが目立つ、老朽化した建物を建て替えする関係で引っ越しの必要が出てくることもあります。

ただし、築年数が40年以上となってくると、水道管などの設備が古くなり漏水虫などが湧きやすいこともありますし、建設当時の流行の間取りや和室は時代を感じる造りの場合があります。そのあたりが気になる方は注意した方が良いでしょう。

家の造り(鉄骨、鉄筋コンクリート)

家の造りは、木造(W)、鉄骨造(S)、鉄筋コンクリート造(RC)などがあり、それぞれにメリット、デメリット、特徴があります。築年数の古い物件でしたら木造もありますが、基本的には鉄骨造や鉄筋コンクリート造が多いです。また、鉄骨造の中には軽量鉄骨や重量鉄骨の2種類があり、鉄骨と鉄筋コンクリート造を合わせた鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)などもあり、賃貸物件の情報をよく見ましょう。

造りの内容は宅建の試験範囲でもありますので、別の記事でも詳しく紹介します。

賃貸で短期間住む場合でしたら家の造りはそこまで気にしなくても問題ありませんが、鉄骨造で賃料が相場より安い物件を見つけたときは、造りが軽量鉄骨になっていないか注意です。軽量鉄骨は、重量鉄骨に比べ、コストを抑えて建築ができるため、賃料も安く設定されていますが、隣の部屋との壁が薄くなり、音が聞こえやすくなるなどのデメリットがあります。

2階以上

こちらもオートロック同様、そこまで苦労しないでしょう。ただし、シャーメゾンのような3階建ての物件などでは1階の物件も普通にあります。

南向き

日当たりの関係で南向きは基本的に人気ですが、こちらは物件と周辺環境をよく観察したほうが良いでしょう。南向きではありますが、目の前に大きな建物があり、日が入ってこないといったことがよくあります。明るい時間帯の内覧でバルコニー等まで日が当たっているかしっかり確認しましょう。

ただし、洗濯乾燥機があるので、洗濯物を干さない方や日当たりがそこまで気にならない方は、南向きにそこまでこだわる必要もないかと思われます。

今回は家の造りや間取り等について、紹介しました。

次回は、部屋の設備について紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

tales1182@

トウマと申します。

【プロフィール】
・会社で不動産賃貸業をしているサラリーマン
・宅建や賃管士などの資格に独学で合格

【主な保有資格】
・宅地建物取引士
・賃貸不動産経営管理士
・ファイナンシャルプランニング技能士2級

【ブログの対象者】
・宅建や賃管士などの資格を取得したい。
・資格を取得して本業もしくは副業の収入を増やしたい。
・家の借り方、注意点等を知りたい。

上記の方等を対象に
【宅地建物取引士】と【賃貸不動産経営管理士】、家に関わること等の役立つ情報、発信しています。

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