部屋探しの条件紹介(⑤周辺環境 各施設との距離など)

賃貸

今回も前回に引き続き、周辺環境・・・各施設との距離について順番に紹介していきたいと思います。

実家や職場との距離

実家や職場など定期的な移動が必要な箇所との距離は重要です。特に職場は高頻度で移動することになるため、近いに越したことはないかと思われます。ただし、職場が都市部であればあるほど、家賃も高くなりますので、以前の記事でも伝えた手取りの4分の1以下を目安にするのは良いかと思われます。

リモートワークなど出勤の必要がない方は、実家や店が多く、便利な都心部に近いなどを重視すると良いかもしれません。

病院、警察、役所の距離

病気の際や手続き等の際に利用する上記の公共施設等との距離もできれば近いに越したことはありませんので、チェックしましょう。

駅からの距離

駅からの距離は、徒歩5分以内、10分以内、15分以内、20分以内といった形で検索でき、徒歩10分以内の物件が駅近物件と言われることが多いです。

この分数の計算方法は、宅建業法で明確に定められており、道路距離80mにつき1分となっています。例えば、駅から家までの距離が400mであれば徒歩5分と表示します。

ここで、注意点が二つあり、

  • 距離のみの基準のため、坂道や踏切を考慮していない
  • 410mなど80で割り切れない距離の場合は、繰り上げで徒歩6分と表示する

といった点です。

特に一つ目の坂道や踏切は落とし穴になりがちで、徒歩5分と記載長時間空かない踏切につかまると徒歩10分以上かかるといったケースもありますので、実際に家から駅まで歩いてみることをおすすめします。

また、施設までの距離ではありませんが、最寄り駅の利便性についても重要です。

最寄り駅の利便性

大きな駅であれば、周辺にお店が多く活気がありますが、小さな駅では周囲に何もないことも多いです。

また、駅の路線が利用しやすい、複数の路線が通っている駅は非常に便利です。

最寄り駅の付近に施設が少なくても、すぐに都市部へアクセスができれば、利便性は高いと言えます。

内覧時は仲介会社の車で現場へ行くことが多いですが、できれば実際に電車でも行ってみるのも良いでしょう。

周辺環境については、今回で一旦以上となります。

次回は、その他の部屋探しの条件について、紹介していきたいと思います。

部屋探しの条件紹介(②家の造りや間取り)
今回は、部屋探しの条件に関する詳細を紹介します。 間取り 間取りには1R、1K、1LDK、2LDK、3LDKなどがあります。一人暮らしには1Rや1Kが一般的で、二人暮らしには1LDK以上が推奨されます。2LDK以上なら、在宅ワークや一人の空間が必要な方に適しています。 築年数 築年数は新築から15年以内などで検索可能です。新築は家賃が高いですが、築年数が古い物件でも問題ない場合があります。長期間住むなら、建物の老朽化や設備の状態に注意が必要です。 家の造り 家の造りには木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造などがあります。鉄骨造や鉄筋コンクリート造が一般的で、特に短期間住む場合はそれほど気にしなくても良いですが、軽量鉄骨は音が響きやすいので注意が必要です。 2階以上 2階以上の物件は一般的に問題ありませんが、3階建ての物件では1階の物件も存在します。物件の造りによっては1階でも十分なことがあります。 南向き 南向きは日当たりが良く人気ですが、実際には周囲の建物によって日が入らないこともあります。内覧時に日当たりを確認することが重要です。洗濯乾燥機がある場合は、日当たりにそれほどこだわらないこともできます。 次回は部屋の設備について紹介しますので、お楽しみに。
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トウマと申します。

【プロフィール】
・会社で不動産賃貸業をしているサラリーマン
・宅建や賃管士などの資格に独学で合格

【主な保有資格】
・宅地建物取引士
・賃貸不動産経営管理士
・ファイナンシャルプランニング技能士2級

【ブログの対象者】
・宅建や賃管士などの資格を取得したい。
・資格を取得して本業もしくは副業の収入を増やしたい。
・家の借り方、注意点等を知りたい。

上記の方等を対象に
【宅地建物取引士】と【賃貸不動産経営管理士】、家に関わること等の役立つ情報、発信しています。

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