部屋探しの条件紹介(③設備)

賃貸

オートロック

オートロックに関しては、多くの物件についているので、そこまで苦労しないでしょう。

防犯面が気になる方は、階段の扉がしっかりと施錠されているか、他に侵入経路がないかなどをチェックされるとよいかと思われます。古いマンションの場合、鍵が壊れていたりする場合があり、すぐに修理されていない場合、管理会社の管理が杜撰な場合もあるので、気になるポイントです。

エアコン付き

一人暮らしの方は、基本的にはワンルームや1Kなどの部屋を借りる方が多いかと思いますが、エアコン付きの部屋は多いので、そこまで厳しくありません。

ただし、部屋数が増えてもエアコンは1台しかついていないケースが多く、同棲やルームシェアなどで1LDK、2LDKなどを考えている方は、全部屋にエアコンをつける場合、1~2台購入する必要があります。

※エアコンは別の家に引っ越した際に持っていけるから買っても問題ないと考える方もいらっしゃるかと思いますが、仕様もさまざまで部屋の広さに応じて〇畳タイプなど、細かく分かれており、引っ越し先の設置したい部屋の広さと合わない可能性もありますし、引っ越しの際、室外機と併せて運んで設置してもらうのは費用もかかりますし手間もかかります。

短期間で引っ越す可能性がある家の場合は、下記のようにすることをおすすめします。

  • 全部屋にエアコンがついている
  • 一つのエアコンで複数の部屋を網羅できる間取りとなっている
  • エアコンなしの部屋は、サーキュレーターや扇風機等で対応する

宅配ボックス付き

宅配ボックスは、Amazonや楽天市場をはじめ、配送サービスが主流の現在、あって困ることはないでしょう。

注意点は、宅配ボックスの数とボックスが故障したまま放置されていないかです。住民の数に対してボックスが少なければ、いつも誰かの荷物が入っていて、ボックスが使えないといったことがよく起こりますし、故障して使えないボックスが放置されていることもありますので、内覧の時に要チェックです。

室内洗濯機置き場

室内洗濯機置き場は、部屋の中に洗濯機を置く場所があるということです。築年数の古いワンルームなど一人暮らし向けの部屋では、洗濯機置き場がない、洗濯機置き場がバルコニー、住民共有の洗濯機しかない物件もあります。

また、ドラム式洗濯乾燥機の設置を検討している方には以下の注意点があります。

注意点①

ドラム式洗濯機は、従来の縦型洗濯機に比べ、サイズが大きいため、洗濯機置き場に設置できないといったことが起こります。洗濯機置き場にドラム式洗濯機が入るスペースがあるか内覧時にしっかりと測っておきましょう。ドラム式洗濯機のサイズもさまざまありますので、設置を検討しているドラム式洗濯乾燥機のサイズを把握しておきましょう。

注意点②

もう一つ注意が必要なのが、洗濯乾燥機を設置場所まで運ぶ経路の幅です。設置場所のスペースが広くても玄関ドア、洗面所のドア、廊下などの幅が洗濯乾燥機の幅より小さくて設置ができないというケースもありますので、こちらもしっかり幅を測っておきましょう。

今回は、部屋探しの条件の設備について紹介しました。

次回は、周辺環境について紹介したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

部屋探しの条件紹介(②家の造りや間取り)
今回は、部屋探しの条件に関する詳細を紹介します。 間取り 間取りには1R、1K、1LDK、2LDK、3LDKなどがあります。一人暮らしには1Rや1Kが一般的で、二人暮らしには1LDK以上が推奨されます。2LDK以上なら、在宅ワークや一人の空間が必要な方に適しています。 築年数 築年数は新築から15年以内などで検索可能です。新築は家賃が高いですが、築年数が古い物件でも問題ない場合があります。長期間住むなら、建物の老朽化や設備の状態に注意が必要です。 家の造り 家の造りには木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造などがあります。鉄骨造や鉄筋コンクリート造が一般的で、特に短期間住む場合はそれほど気にしなくても良いですが、軽量鉄骨は音が響きやすいので注意が必要です。 2階以上 2階以上の物件は一般的に問題ありませんが、3階建ての物件では1階の物件も存在します。物件の造りによっては1階でも十分なことがあります。 南向き 南向きは日当たりが良く人気ですが、実際には周囲の建物によって日が入らないこともあります。内覧時に日当たりを確認することが重要です。洗濯乾燥機がある場合は、日当たりにそれほどこだわらないこともできます。 次回は部屋の設備について紹介しますので、お楽しみに。

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トウマと申します。

【プロフィール】
・会社で不動産賃貸業をしているサラリーマン
・宅建や賃管士などの資格に独学で合格

【主な保有資格】
・宅地建物取引士
・賃貸不動産経営管理士
・ファイナンシャルプランニング技能士2級

【ブログの対象者】
・宅建や賃管士などの資格を取得したい。
・資格を取得して本業もしくは副業の収入を増やしたい。
・家の借り方、注意点等を知りたい。

上記の方等を対象に
【宅地建物取引士】と【賃貸不動産経営管理士】、家に関わること等の役立つ情報、発信しています。

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